自作ステンシる!

どうもナべです。
最近は雪でなかなか現場に出れず、檜原からも出れずで自宅で仕事する時間が増えてるんですが、何をしているかというと今はステンシルを作成してます。ステンシルって何かというと、文字や図形を紙や鉄のプレートに型抜きしたもので、そのプレートの上から塗料をスプレーすることで文字、図形が描けるって代物です。

このステンシルプレートが仕事とどう関係しているかというと、東京の仕事ではこうゆうものをつくるんです。

看板です。こんな感じで山に設置します。

この看板は専門の業者さんに頼んで作ってもらうんですが、檜原村って部分と数字の部分はこちらで書かないといけないんです。で、それをステンシルでやってるわけです。そこでやっかいなのが檜原村ってところです。数字のステンシルは簡単に市販で買えるんですが、漢字となるとオーダーメイドで時間かかるしお金かかるしでまあ大変。
それなら自分で作ってみようと考え今に至るわけです。
作る上で大事なのがプレートの材料です。今回使用した材料はポリプレートという低発泡ポリウレタンで作られた板材。素人でも簡単に加工出来て、なおかつステンシルするのに適している素晴らしい材料です。作るよりもこれ見つけるのに時間がかかりました(;´・ω・)

さて、早速作っていきます。
作り方は簡単。まず、画像編集ソフトとかでステンシルっぽい文字を作り、それを印刷します。

こんな感じに切り抜くことを考慮した文字を作っていきます。
でそれをポリプレートにセロテープなどで固定、上からカッターでなぞり、切り抜いていきます。この時こんなのがあれば大分楽にきれます。

goot ホットナイフ HOT-60R

goot ホットナイフ HOT-60R

ただし切り抜くのはカッターじゃないとできないです。今回のポリプレートはすこし厚みがあるので熱で切ってもすぐにくっついて切りきれないからです。だから半田カッターはあくまでも切り取るラインをつくるためだけに使うのがいいですね。

このやり方で順調にいってたんですが、檜原村の『檜』のとき問題が発生しました。普段使ってるカッターだと『檜』は細かすぎて作れないんです。

こんな感じに刃が大きすぎて文字が作れません。
もっと小さいカッターがあればと思ってたら、あるもんですね、早速買って作業再開です。

オルファ(OLFA) 細工用カッター リミテッドSK Ltd-05

オルファ(OLFA) 細工用カッター リミテッドSK Ltd-05


これだけ刃先の大きさが違います。
刃が小さいだけで捗る捗る。適切な道具の選定も仕事の一つですねほんと。

で無事完成!

あとは実際に使ってみて改良って感じですかね。
しかしこうやって自分で作れるんで文字だけじゃなく好きな図形もステンシルにできるので色々捗りそうです(`・ω・´)皆さんもぜひお試しあれ(`・ω・´)