ブログ移行のお知らせ

新年度になりました!

そこで突然ですが、『木林士BASE』は新しいブログへと移行します。

今後は下記のブログをご覧ください。

『KIRINZI BASE』
http://kirinzi0701.blogspot.jp/

なお、こちらのブログ『木林士BASE』も現在の状態のまま残る予定です。

よろしくお願いします!

ゼノア3711エンジンスイッチ交換

本日は写真5枚でわかる!ゼノア3711エンジンスイッチ交換に挑戦!です。


まず元の状態です。
自分が使用しているこちらのチェーンソー、エンジンをかけている状態でスイッチをOFFにしてもエンジンが切れないことがあったので、エンジンスイッチを交換することになりました。


これ、カバーとかいろいろ外さないといけない面倒なパターンなんじゃ…なんて思っていたら先輩が一瞬にしてスイッチだけを引き出してくれました。工具不要、手で出来ます。


交換用のスイッチです。


で、こんな感じで端子を抜いてさすだけなのですが…


この時、2つある端子を両方いっぺんに外してしまうと1つを付けている最中にもう1つがカバーの中に引っ込んでしまったりして面倒なので、端子は1つずつ抜きさしするといいらしいです。


以上!清澤がお送りしました。

斧を考える


ナベです。
チェンソーが普及して50余年。伐採作業から斧が影を潜めて久しい昨今。薪割斧はホームセンターでも売ってますが伐採斧となると中々見つからない現代ですが、斧に込められた思い、伝統は今で七本の線として受け継がれているようです。

日本の斧、いわゆる和斧には側面に線が入ってます。片面には三本線、もう片面には四本線。これが何のために付いているのか、諸説あります。
一つは自分に刃が当たらないように、木が当たらないよう、災いを避けるようにという意味を込めて身(三)を避(四)けるという説。
一つは、昔は木を伐採する前に木に斧を立て掛け、山の神様に”木を切らせてもらいます”と拝む、簡易的な神事を行っていました。その時のお供え物の代わりとして三本線がミキ(神酒)、四本線が四方山の山海の食材をあらわしているという説。
どんな由来にせよこの七本の線には山、自然への思いが込められてるようです。この七本の線は日本の斧特有のもので洋斧には見られません。もしくはそういったゲン担ぎのような何かが洋斧にあるという話もあまり聞いたことがありません(自分が知らないだけという可能性が大いにありますが)。これはなぜなのか?

日本の哲学者、和辻哲郎は気候、風土が人間の活動に影響を与えると考え東アジアをモンスーン型、西ヨーロッパは牧場型と分類しその社会環境の特徴について論じています。日本はモンスーン型に当てはまりその特徴を豊かな雨量、植物生育に適した気候により自然の恵みを豊富にうけられるため受容的な態度が育まれる一方、大雨、洪水、または干ばつなどの人知の及ばない自然の脅威にもさらされることにより忍従的な態度も生まれるとしました。一方牧場型は自然は猛威を振るわず、雑草も生えない、開墾するだけで牧場になるような環境のため、人にとって自然は従順であり管理すべき対象であることから合理的思考が発達したとされています。

こう考えていくと斧一本に対して日本では自然への畏敬の念ともいうべき痕跡が見られるわけ、洋斧にはフォーンフートと呼ばれる曲線を描いた柄やダブルビットアックスのような刃が二つある斧が生まれ、和斧にはそうしたものがないわけが分かるような気がします。
う〜〜ん、これ以上のことを考えるには西洋の斧の文化的な部分というものを自分はあまり知らなさ過ぎるのでそこは今後の課題ですね。
え?お前の課題は早く一人前の仕事が出来る様になること?社長!おっしゃる通りです!

第7回 純正風ダブルスパイク。

さて、7回まで来ましたが、ここまでは、なんとな〜く今まで37とかでもやってたネタで、こんな事しました〜ぐらいは過去にも書いてきた
訳ですが、ここからは、今までよりもっと大胆に進めて行きましょう。

んで、今回は・・・・。







そ・れ・は。。








「もぅいいよって?」

では。

今回は、135を眺めれば眺める程に気になるこの隙間に注目!

とりあえず、1枚取り付けるとやっぱりスカスカ。。

そうです。

スパイクを取り付けた後の残り具合が半端なく、中途半端!
なので、スペーサーを噛まして同じ物をもぅ1枚追加して。

ダブルスパイクにしてイカツサをアップしました!

それでポイントはスペーサー!バーのガイドプレートとボデェーにツライチよりチョイ内側にすることで、バーとソーチェンに干渉しないギリギリで納めます。
なんか純正でも有りそうな雰囲気でました。

もっとやりたい人は3枚ぐらい重ねて装着すれば、かなり厚み出ますよ。
後はスパイクをメッキ仕様にするのも面白いかも。
ボルトだけメッキにしてポイントにするのも良さそうです。
スパイク1つでこんなにも色々カスタムできますね。チェンソーお持ちの方は、是非オリジナルスパイクを考えて個性をだしてちょ。

第5回 スターターロープ改

ありゃ?5回の記事が何処かへ言ってしまったので、今回は5回目でこんな事してましたよ〜。って話。

135eの純正スターターロープを赤いロープへと変更!

白いのが純正で、少し太めかな? 赤いロープは純正より約5センチ長く、最後まで引ききれないようにしました。
(引ききれないとは手の長さと機体との長さを考慮したって事で、最後までどんどん引けば引けます)
最後の半巻き位を残して底突き感が出ないようにしたのには、バネの巻き戻り時に最後まで引き出すと、チョットね〜突っかかる感じがあるので、なんかこの辺のパーツは全体の値段的にもどーなの?とパーツの耐久性も考えてみた。

何でもガツガツやるのは体に良くないのでね。

第6回 ツールレス チェンテンショニング レッド化

さぁ6回目です。今回は地味にインパクト大なカスタム?

ハスクの機械に留まらず、大体の機種に付いてる操作指示の刻印はパーツと同色が多いですね。

分かりやすくて目視しやすいカラーにしておきましょう。

純正・・・。パーツと同じ色でイマイチ。せっかくの刻印がもったいないので。

色入れはいつものやつを使います。

LIFT ↓ ↑ を赤で。細かい所まで色が入ると少し見た目のボリュームも出ます。
かなり重たい塗料なので厚塗りせざるおえないのであまり綺麗に入らない。根気が持たないので今回は適当な処理で終わってしまった。
時間があったらもう1回やり直すかな?

kirinzi2010712014-03-12

ナベです!
最近気づいたのです!木こりの会社のなのにほとんど斧に関する記事がないことを!木こりと言えば斧と万人がマジカルバナナで答えるであろうくらい斧と木こりは密接なのに(イメージの話です)その木こりが斧を語らないで誰が語る!
というわけで斧のお話。タイトルからしてお前の興味関心ごとなだけだろと思うかもしれませんが、まあその通りですね。ただ斧の話したいだけです。なにか?

実際の山仕事において、木林士では斧はまず使いません。以前先輩がハスクバーナの片手斧を持ってましたが使うのはくさびを打ち込むハンマーとしてで、刃のほうは使うことはありませんでした。今は片手トビがその役目を代わり、斧の出番は完全になくなりました。チェーンソーが挟まれたときも鋸ですみますし、もちろん木の伐採はチェーンソー。今の木林士の業務では斧を持ってく意味はあまり見出せないのが正直なところです。
だけどもだっけど〜、それでも気になっちゃうんですね。刃物とか機械に惹かれてしまうのは男子の男子たる所以なんですかね。

もちろんチェーンソーが普及する前までさかのぼれば木こりは斧ひとつで仕事をしていましたし、もっと言えば人類は一万年以上前から石斧なんてもので木を切っていたわけですから同じ伐採道具でもチェーンソーとは年季の入り方が違います。仕事には関係ないですがw
木を切るために生まれた石斧から始まり、丸太から柱などを切り出す鉞(マサカリ)に戦などで武器として進化した戦斧。人類とともに歴史を歩んできた斧。
・・・・ロマンのかたまりじゃないですか斧ってほんと。惹かれない理由がないですね!
よし!やはり木こりらしく明日から斧を持っていく・・・とはなるわけがない。だって、斧を山に持っていって感じるのロマンではなく重さですから(-.-)



落ちがいまいちだけど斧の話はつづきます!