ツリークライミング

今日はいつもの間伐作業ではなく街中での伐採と杉の巨木の枝を落とす仕事でした。

この写真のまるで囲った三本の木が施業対象木。左二本は枝を15mくらいの高さまで落とし、右の一本は伐倒します。伐倒は倒す方向に家がないのでそんなに難しくありませんでしたが、枝を落とす二本、とりわけ一番左の木は直径が1m近くあり、登降機をつかって下から登ることができません。そしたら残る手は一つ・・・そうツリークライミング!木にロープをかけてそれを頼りに登り、宙吊り状態で枝を落としていきます。

こんな感じに少しずつ登っていきます。自分初めてツリークライミングを生で見たんですが、想像してるよりもだいぶ地道に登っていくんですね。もっとバーッと登るもんだと思ってたんでちょっと驚きですw

太陽を背に巨木を登る社長の図
当然ですが、レジャーのツリークライミングと違い登ってからそこで木を伐るのでそのためのチェーンソーも持って登るためなかなか大変(そう)です。

そんなこんなで枝を落として最終的にこんな感じになりました。
二本の木の枝を落としただけで大分すっきりしました。これで依頼者の方も喜ぶだろうと思っていたら・・・紆余曲折ありなんと・・・結局枝を落とした木は伐採することに( ゚Д゚)!!
どうする!?木林士!

続く