玉掛け講習

ナベです!玉掛け技能講習を受けに行ってきました!先週ですが(笑)

玉掛けとはなんぞやという方もいらっしゃると思うのでざっくり説明しますと、クレーンで物を吊る時、その物にロープを掛けたり、または外したりする作業のことを玉掛けと言います。
でも玉掛けの『玉』ってなに?と思ったそこのアナタ!僕も思いました!みんなも思いました!だから講習でもらう教科書の1ページ目にその回答が載っていました!

教科書によるとまず玉掛けの語源は諸説あるということでいくつか説が紹介されていました。それによると


・1
装身具などに使われた勾玉(まがたま){丸い穴のあいた石の先が鉤型(かぎがた)に曲がっているもの}この形がフックに似ているところからフックを使う作業を玉掛けと言うようになったとする説。

・2
玉掛け用ワイヤーロープの端末にアイが作られてこのアイの部分が丸い形(玉)をしているところから玉掛けと言われるようになっとされる説

・3
昔は大切なもの、貴重なもの、宝もの等を玉と呼んでおり、この宝もの(玉)を瓶(かめ)等に入れ、綱(ロープ)で吊して動物(ラクダや馬等)で運んだところから吊るす作業を玉掛けと言うようになったとする説。

・4
「玉」(たま)とはすなわち鉄砲や大砲の「弾」丸のこと。これは危険きわまりない代物で、慎重に扱わないといけないというところから危険な作業である物を吊るす作業を玉掛けというようになったとする説。

・5
丸いもの、すなわち球形のもの(玉)を吊るときの作業は非常に難しいためそういった難しい作業のことを玉掛けと言い始めたことが始まりとする説。


・・・・つまりよくわからないということですね(笑)こんだけ玉という字を見続けると「あれ、玉ってこんな字してたっけかな」とゲシュタルト崩壊がおきそうです。

まあなんにせよその玉掛けの技術を学んだのであります。
ちなみにこの講習は人材育成事業の一環で行かせてもらっているのですが、講習を修了すると玉掛け技能講習修了証というのを受け取ります。何に使うのかというと法律上これがないとクレーンに荷物を吊ることができないんです。ちなみにクレーンの操作もまた別で資格があります。

まあ細かい話はWikiさんに任せるとして、講習の実技ではこんなものを

(重さ1tあるとかないとか)

こんなクレーンで

合図を出して吊ったり吊らなかったりしました。(操作は講師の方が行う)

そんなこんなで無事講習を終え修了証をもらうことができました。
林業では切った丸太をトラックに積んだり、単に丸太を移動させる際にクレーンで吊ったりして玉掛けはいろんな場面で使うので今後重宝しそうな予感です!!

玉掛けの語源の説明で力を使いすぎて後半失速した感が否めませんが(笑)今回はこの辺で失礼します!( ´ ▽ ` )ノ