木林士的、機械との付き合い方。

ついに今シーズンの冬の終わりを今日感じました。
なぜならヤッケが着れない・・暑くて
今シーズンの思いを来シーズンに持ち越します。

昨日飲んだリポDのお陰で今日はグイグイ喰い気味でいきます。

まず最近のブームは(個人的に)ログ。。


建てるならログ。。
ログメーカーも色々探すとあるもんで、本格的ログから、一階はログの二階部分は木造の少し都会的なログまで、自分のスタイルに合うログを探すのは楽しい。。
今回お邪魔したのはBESSのログ。雑誌デイトナにも掲載されてましたよ。
自由度と道具的使い勝手のよさそうな間取りやデザインは、若い人にもログに興味を持てそうです。是非チェック!!


で・・・山で見つけた最強のログ・・・都行造林地内の休憩小屋。。
夏暑くて、冬メッチャ寒そう。。日本の山小屋スタイルもまた良いです。


今日の装備!




そっから話は飛びます。かなり。
現在の林業の作業には伐っても、イヤ、切っても切れない存在のチェンソー。。
しかし意外に使っている本人たちは知らない事が多く、機械の日常メンテ意外は機械屋任せ的な山師も数多くいるとの話。。
木林士ではガソリンキャップ1つから、クランクシャフト交換からキャブのオーバーホールまでなんでもやります。

実際にこの仕事に就いてから機械を修理しているベテランを見たことが無い事実に驚く!
大抵が「若いの!これからなんだから良く覚えとけ」なんて言って知ってるふりするベテラン。。

今週からはシリーズで機械について少しだけお話しましょう。
今日は何からいきますか??
う〜ん。やっぱりエンジンものは音。と言う事でマフラーから行きましゅ。
マフラーはご存じ通りエンジンのシリンダー内から排気ポート通り大気中に放出される排気ガスの最終出口に在る装置。
排気ガスは高温、高圧のためそのまま大気に出ると一気に膨張してエキゾーストノイズを発生させてしまうのです。
まぁこの音が好きな集団もいますが・・・族に言う、もとい!!俗に言う直管ってやつ。
この音を軽減しているのがマフラーです。
この先は進む??
行きます。消音の種類も様々ですが、チェンソーに関しては、共鳴式?機種によっては吸音式も有るかも。
簡単にいきましょう。音を音で共鳴させて小さくするか、吸音材で吸収するかの違いです。
今度メーカーに詳しく聞いてみます。

実際の現場では、マフラーを気にする事は少ないですが、マフラーにはカーボン(燃えカス)が溜まります。
出口が通りにくいと言うことは新鮮な空気も入りにくい、つまり吹けが悪くなったりします。
キャブの燃調も大切。。たまにはカーボンを除去して上げましょう。
1マフラーを外す。
2手っ取り早いのはマフラーをバーナーで焼きます。カーボンは焼くと燃焼し消失する。
3元にもどす。出来れば新しいガスケットを用意しておきましょう。排気漏れします、若干。
簡単ですね。。
排気ポートの除去はパーツクリーナー等で行きましょう。この時シリンダー内にゴミ等を入れないように、ピストンさんでシリンダー内をふさいで上げれたらナイス心意気です。

皆さん写真がなくてごめんなさい。でも解るよね??  井上でした。