振動病

kirinzi2010712010-12-14

先日、振動病の特別健診を受診しました。
振動病は山林・土木・建設従事者の職業病と呼ばれ、振動工具を用いる職種の人が発病しやすいとされています。
オートバイレーサーやラリードライバなど長時間ハンドル操作をする人も発病する場合があるそうです。
昔は白蝋病と言われ血行不良で手が白くなる病気です。
症状として手指のしびれ、感覚の鈍化、握力低下などがあります。
昔はチェンソー、刈払い機などに防振対策がなされてなかった事もあり山林労働者に多くみられたそうです。
最近のチェンソーなどには防振対策がほどこされている事から発病者は減少しています。
健診内容は握力・指先温度・指先の感覚・軽いストレッチなどをしました。
写真は軽いストレッチをして手首・肘・肩などの運動機能の検査です。
この健診の受診表は3回分が1冊になっていて悪くなってからではなく、毎年1回受診する事で経過に変化がないかなどをみるものです。
悪くないから受けないのではなく、健康な状態から毎年受ける事に意味があるのだと思います。
小さい事ですが私自身、そして一緒に働いてくれる者が長く安心して仕事を続けられる為にもこれからも受診して行きたいと思います。
2人だけの小さな事業体ではありますが、代表になったからには働きやすい環境作りにもしっかり取組んでいきたい思います。