木の生命力!力強さ!

kirinzi2010712010-07-22

暑い毎日が続き、さすがにバテ気味の今日この頃。
間伐が終わった山には、光と風が通り、間伐前の暗くジメジメした 雰囲気は一変しました。



ところで木を切るって、以外と簡単に思われがち?

ですが、木は枝の張りや、斜面の角度、木の傾き、風の吹く方向、他の立ち木との絡み、他にも様々な状況で存在している為、決して同じような立ち木は存在しない為に、かなりの数の引き出しを持ち合わせていないと、思った方向へ倒す事は難しいのです。

そして現場には、雪害木(雪の重みで、折れたり、曲がった木)も存在します。
そんな雪害木も間伐時に伐採していきますが、コレまた超〜キケン。

↑写真は、
雪害木、処理中。木の繊維がねじれてチェンソーのバーを挟み込み、木の重みとねじれる力でバーを曲げられる事も。
バーのゲージ凹が曲がってるの解ります??


バーは消耗品ですが、かなり値段のするもの、因みに16インチのスプロケットで6800円。
ハードノーズは12800円
どうにか直して、再び現場での活躍を期待したいものです。

木も何十年も生きてきて最後には、無言の抵抗をしてきます。
正に、木と人間との真剣、一発勝負な訳です。生きるか死ぬかの戦いが現場では、繰り広げられているのでした。←大袈裟?
井上。